最近は、テレビよりも
YouTubeを見てる時間が
長いかもしれません ^^
もちろん、株式投資に熱中している
私は、株情報に関しても
YouTubeで検索して
探すことが、最近は日常化しています。
株式投資に関するチャンネルで
おすすめの銘柄紹介が
あったのですが
その中から
今回は
レーザーテックを分析したいと
思います。
四季報によると
レーザーテックの特色は
半導体マスク欠陥検査装置が柱。
マスクブランクス検査装置シェア100%
『おおっ!シェア100%ってことは
他社がいない独壇場ということか』
まさにオンリーワン企業ということで
調べていきたいと思います。
シェア100%を可能にした3つの戦略とは
この記事を書いている時点【2020-6-6】では
時価総額は8,910億円。
大型株でありながら
従業員が連結で402名しかいません。
この少人数で
どのようにしてシェア100%を実現したのか?
それを可能にしたのが
下記の3つの戦略です。
➀グローバルニッチ戦略
➁社内決定プロセスの最速化
➂ファブライト戦略
まずは、➀番のグローバルニッチ戦略。
グローバルニッチなマーケットで
世界初のものをお客様に提供。
マーケットセグメントでシェア100%の製品を
いくつか持っているとのこと。
現在の社長、岡林理(おかばやしおさむ)さんが
レーザーテックの社長に就任したのが
2009年7月。
前年が赤字だったとても苦しい時期の就任。
かなりのプレッシャーがあったと
ご本人がおっしゃてます。
就任当初のレーザーテックの事業は
半導体検査事業以外もあったそうですが
事業の選択と集中を実行し
経営資源を半導体検査事業に
集中されたそうです。
翌年以降成長軌道に。
➁の社内決定プロセスの最速化については
社内での開発プロジェクトをスタートするか否かの
決定スピードと実際の開発のスピードの速さが強み
だそうです。
➂のファブライト戦略については
1号機、プロトタイプは社内エンジニアと
協力会社のエンジニアで合同で
1号機は開発・製造を行うが
2号機からは、なるべく
協力会社に製造を任せ
社内エンジニアは
お客様との将来のニーズに対する
ディスカッションや、あとは
開発になるべく時間を
取れるように
ファブライト戦略をとっている
とのこと。
製造を他社に任せ
自分たちにだけしか
できない顧客とのディスカッションに
力を入れる環境づくりが
きちんとできているわけですね。
あとレーザーテックの特徴としては
顧客のニーズを引き出すために
営業マンと技術マンが
セットで訪問するそうです。
普通の会社であれば
営業マンだけで
顧客に訪問するのが通例。
技術マンとしては
自分が作った製品のクレームやダメな点を
直接顧客の口から、聞くのは
かなり耳の痛い作業。
でもレーザーテックの技術マンは
喜んで営業マンと一緒に訪問するそうです。
それは、お客様から
実際のニーズや悩みを聞くことに
よってまだ、この世の中に
ない新しい製品を生み出せるという
情熱があるからだそうです。
なんか熱さが伝わってきますね。
技術マンと同行すれば
それだけ、顧客とのすり合わせが
具体的にできるので
その後の開発スピードも速いし
逆にレーザーテック側のほうから
『こうしたらどうですか?』
という逆提案も出せるので
お互いがウイン・ウインの関係に
なるから顧客満足度も上昇。
まさにいうことなしですね。
詳しいことは
社長自身の言葉で語られた
インタビュー動画があるので
時間のある時に、見てくださいね。
レーザーテック株式会社 岡林理 社長の動画
今後の株価の動きを予測
●現在の株価 9450円
まずは、週足を見てみると
2019-6ぐらいまでは
株価、2600円から1300円の間を
推移していたのが
2019-7から急上昇。
2020-2には
株価6200円まで上昇。
8ヶ月間で約2.4倍。
凄すぎ。
2020-1には
株式分割を実施。
1株を2株に。
コロナショックで
一時的に3905円という安値を
つけたけれども
戻りもすごくて
現在は、9450円。
『絶好のチャンスを逃したか!』
3/13の底値から
見事な上昇トレンド。
この銘柄は
はたして、どうなるのか?
まだまだ上昇するような気配を
感じます。
チャートを見る限り
あまり、利益確定の売りが
出ていないので
長期投資で取り組まれている
投資家が多いのかもしれません。
半導体に関しては
IOT・人工知能(AI)・5G・車の自動運転
とこれからますます需要が
伸びるのは、あきらか。
まさに時代の
申し子というような銘柄だけに
まだまだ、伸びる可能性のほうが
高いと予想できます。
株価的には
かなり高いですが
投資する価値は
十分にありますね。
これから先
もし、押し目があるようなら
真っ先に仕込みたい銘柄ですね。
今後の動きをよく
見ていきたいと思います。